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Jang, S.*; 山口 彰*; 高田 孝
Proceedings of 13th Probabilistic Safety Assessment and Management Conference (PSAM-13) (USB Flash Drive), 11 Pages, 2016/10
イベントツリー(ET)やフォールトツリー(FT)法を用いた従来のレベル2確率論的リスク評価(PRA)では、イベントの生起順序を事前に評価する必要があり、特に不確かさの大きなレベル2(燃料損傷放射性物質の敷地外放出)では、網羅的な評価が困難である。本研究では、動特性解析と連続マルコフ過程モンテカルロ法とをカップリングすることにより直接的に不確かさを考慮した評価を行う。本研究では、第4世代と呼ばれるナトリウム冷却高速炉における除熱源喪失事象(PLOHS)を対象とした解析を実施し、多種多様な放射性物質放出シナリオを評価できる見通しを得た。
玉置 等史
no journal, ,
現在から将来においてリスク情報の活用に参照されるPRAに必要となる技術開発の方針の策定に資すること、並びにPRAに携わる若い世代の研究者・技術者の育成にも寄与することを目的とし、令和元年度に「確率論的リスク評価の活用及び手法調査」研究専門委員会を設置した。レベル2及びレベル3PRA研究の現状の動向を把握するにあたり、本研究専門委員会では、研究の歴史が長い軽水炉における事故進展をベースに各々の施設で想定される事象における評価すべき項目、データや研究の実施状況を整理した。本稿では、軽水炉をはじめ高速炉,高温ガス炉及び核燃料サイクル施設と多岐にわたる施設を対象としたレベル2及びレベル3PRAの現状の研究動向を調査した結果の概要について述べる。
Zheng, X.; 玉置 等史; 丸山 結; 高田 毅士; 成川 隆文*; 高田 孝*
no journal, ,
動的確率論的リスク評価(動的PRA)手法は、事象の時間進展を明示的に取り扱うことで、シナリオや成功基準の事前設定に依らずにリスク評価が可能である。このような特徴を踏まえ、リスクトリプレットの観点から、動的PRAにおけるリスク重要度のコンセプトと指標を検討した。さらに、検討した重要度指標を動的PRAに適用し、その有効性を評価した。本報告は、原子力規制における従来のリスク重要度指標の活用状況を調査するともに、時間に依存するソースタームの環境への放出量(影響度)と格納容器機能喪失頻度(CFF)を対象とし、新たなリスク重要度指標の動的レベル2 PRAへの適用を試みる。